10連休に自作PCデビューしてみた記録
はじめに
平成から令和へと変わる10連休、何か新しいことをしようと思い立ち、前々からやりたいと思っていた自作PCデビューをキメました。 組みたいPCの要件としては、
- webブラウジングしたり動画見たり音楽聞いたり趣味のコーディングしたりするのにストレスない程度の性能
- 特にゲームしたりするわけではないけどせっかくなのでGPUも組んでみたい
- 初めてだし、拡張性や組みやすさを考えてATXがいい
- 光らせてかっこよくしたい(重要)
くらい。
自分がやったことの記録として、とりとめもなく書いていきます。
※あくまで、初心者の自分が調べながらやったことをなんとなく書いているゆるふわ記事です。
参考文献
初の自作でよくわからないので、まとまった情報源として主に以下を参考にしました。
あとはYouTubeで自作PC動画漁ったりとか。
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パーツ選定
最終的に選んだものは以下の通り。
- CPU:AMD Ryzen5 2600
- マザーボード:MSI B450 GAMING PLUS
- メモリ:Corsair CMK16GX4M2A2666C16
- グラフィックボード:ASRock PG Radeon RX560 2G
- SSD:Crucial MX500 SSD(250GB)
- HDD:Seagate IronWolf(1TB)
- 電源ユニット:玄人志向 KRPW-N600W/85+
- PCケース:Sharkoon TG4 RGB
- CPUクーラー:CPU付属のやつ
全部、Amazonで新品で買って8万円弱でした。
中古とか探してもそんなにいいの見つからなかった。
以下、選んだときの気持ちを順番に。
CPU
intelにするかAMDにするか?
ゲームならintelが強いけどそれ以外に関してはAMDの方がコスパ高いらしい。
AMDのほうが対応マザーボードが安いらしい。
AMDの方が通っぽくてかっこいいしAMDにしよう。
せっかくだしGPUは別で組みたいと思ってるので内蔵GPUはいらない。
ある程度の必要十分な性能とコスパを兼ね備えたRyzen5 2600あたりがいいかな?
2600Xにすると消費電力が結構上がってしまうらしい。
OCとかはよくわからん。
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マザーボード
Ryzen第2世代に最適化されているチップセットはAMD400シリーズ(X470、B450)で、その中でもスタンダードモデルにあたるB450がよさそう。
細かいところは正直よくわからんので、そこそこ定番っぽい、比較的安い、というところでMSI B450 GAMING PLUSにする。
YouTubeでもいろんな人が紹介してた気がします。
赤と黒でかっこいい。
MSI B450 GAMING PLUS ATX ゲーミングマザーボード [AMD B450チップセット搭載] MB4527
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メモリ
16GB(8GB × 2)ほしい。
逆にこの条件さえ満たしていればいいかな。
メモリークロックが違っても、体感できない程度の違いらしいのでそこまで気にしなくていいかも。
Ryzen5 2600と合わせてる人が何人かいたのでCorsairのCMK16GX4M2A2666C16で。
CORSAIR DDR4-2666MHz デスクトップPC用 メモリモジュール VENGEANCE LPX Series 8GB×2枚キット CMK16GX4M2A2666C16
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グラフィックボード
自作PCについて調べてると、つよい人は重いゲームをがっつり楽しむのを目的にクソ高いGPU積んで仕上げてる印象だけど、自分は別にゲームはしないのでそこまで強いのはいらない。
でもせっかくなのでいちおうグラボも用意して組みたい、とかそれくらいのモチベなので、人権が得られる最低限の性能で安いグラボがあればそれでいいかな。
CPUをAMDにするんだからグラボも合わせてRadeonがいい(気がする)。
RX560なら1万くらいで手軽に手が出せそうだしいいかな。
この価格帯でちゃんとしてそうなのが手に入るのはASRockのこれしか見当たらなかったです。
ASRock ビデオカード Radeon RX560搭載 3モード切替モデル PG Radeon RX560 2G
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- 発売日: 2018/07/05
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SSD
システムドライブをSSD、データ保存用ドライブをHDDにするつもりなので、SSDの容量は250GBあれば十分。
一番鉄板っぽいCrucialのMX500シリーズでよさそう。
Crucial SSD 250GB 7mm / 2.5インチ MX500シリーズ SATA3.0 9.5mmアダプター付 CT250MX500SSD1/JP
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- 発売日: 2018/01/09
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HDD
データ保存用、1TBほしい。
デスクトップ向けとNAS向けに分類されるみたいだけど、自分は基本的に24時間電源入れっぱなしにするので、より信頼性の高いNAS向けがほしい。
SeagateのIronWolfにする。
何より、名前とロゴがクソかっこいい(重要)。
Seagate IronWolf 3.5" 1TB 内蔵ハードディスク HDD 3年保証 6Gb/s 64MB 5900rpm 24時間稼動 PC NAS向け ST1000VN002
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- 発売日: 2016/09/16
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電源ユニット
こだわりなし。
玄人志向、安くていいんじゃないでしょうか? 知らんけど。
玄人志向 NEXTシリーズ 80 PLUS Bronze 600W ATX電源 KRPW-N600W/85+
- 出版社/メーカー: 玄人志向
- 発売日: 2015/05/29
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ケース
今回、自作PCなんとなくかっこいいからやってみたいみたいなところから始まっているのでガワはある程度こだわりたい。
サイドが強化ガラスで中身が見えるやつがいい。
店頭で実際にいろいろ見てみた結果Sharkoonに行き着く。
TG4 RGBは、サイドだけでなく前も強化ガラスでかっこよく、無駄のないスタイリッシュなデザインで、ちょうどいいコンパクトさで、RGBに光るLEDファンが4つ搭載。
Sharkoonがどれくらいメジャーなのかわからないけど、コレしかないという感じ。
Sharkoon製 RGBLEDファン4基搭載の高コストパフォーマンスミドルタワーケース TG4 RGB 日本正規代理店品
- 出版社/メーカー: Sharkoon
- 発売日: 2019/02/07
- メディア: 付属品
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CPUクーラー
Ryzen付属の純正品で十分らしいので特に買いません。
組み立て
届いた!
ということで、写真とともに組み立ての流れを書きます。
第一部
パーツ並べるとこんな感じ。
CPU開封。
CPU取り付け。
今回のCPUクーラーの場合は、まずマザボについてるスペーサー的なやつを外します(もう使わない)。
バーを開けて向きに気をつけてCPU取り付け。
CPUクーラーを上に乗せてネジで取り付け。
AMDのロゴが飛び出てる部分がメモリの反対側にくるこの向きが正解っぽい。
けっこう力を入れてぐぐっとやらないとネジがはまらない&ドライバーがファンの縁に当たって非常にネジが締めにくい、で、結構苦労した。
対角線の順序でやるのがいいって誰かが言ってました。
次はメモリ。
メモリスロットは4箇所ありますが、2枚の場合は1箇所おきの赤い部分に挿します。
いったんできました。
ここからはケースへの取り付けをやっていきます。
ケース開封。高級感のある強化ガラスがよい感じです。
まずは電源ユニット。
これはケーブルが全部ついてて外せないタイプ。安いのはだいたいこうらしい。
ケースの下の方にドライバーで固定。
次にHDDも下の方につけます。
IronWolf、ロゴがかっこよくて選んだみたいなところあるのにかっこいいパッケージじゃなくてただのダンボールに入った状態で届いてかなしい。
Amazonで買うとこうなの?
本体にはかっこいいロゴがついてるのでよしとします。
取り付け方は何通りかあるんですが、ケースの下についてる台の上につけようとするとドライバーの取っ手が引っかかってネジまで届かず断念。もっと長いドライバーが必要だった。
いったん、台の中に収める感じにします(結局これはこれで問題があってあとからつけ直すことになるんですが……)。
次、SSD。
側面に直接取り付ける感じ。
パッケージに入ってたこのフレームみたいなのはなんだろうって思ったけど、スペーサーなんですね。
今回は不要。
ここまで取り付けてこんな感じ。
SSDのロゴが上下逆さにならざるを得ないのがちょっと気になる……。
次にいよいよマザボの取り付け。
マザボについてくる端子の出入り口(?)をパチッとはめる。
ネジ9箇所で固定。
だいぶそれらしくなってきたのでは?
あとはグラボ。
取り付けるためには、まずここの金具を一部取り外す。
コレ大丈夫なのかって不安になったけど、普通にバキッと取っちゃうものなんですね。
根本を差し込み、カバーを戻してネジ止めする。
ここまでで主なパーツ取り付けは完了し、あとは配線。
計画的にやらないとカオスになりがちとは聞いてたけど実際だいぶ大変だった。
電源ユニットから一番太い線をマザボに引っ張り、
CPU用に電源ユニットから線を引っ張り、
SSDには電力供給用とデータ転送用の線をそれぞれ電源ユニットとマザボから引っ張り、
と、ここで……
HDDのケーブル挿すとこ、ケースの端に当たってめっちゃキツい。
これがあとでプチ問題を引き起こすことに。
ほか、ケースについてる4つのLEDファンにも、電源用とLED制御用の線を引っ張る必要があります。
ファンの電源用には4ピンペリフェラルコネクタが必要ですが、この電源ユニットからは3本しか出てないので足りないです。あとで変換名人でも買いましょう。
LEDは、ケースについてるこんな基盤で制御されてるっぽい。
ケース正面のスイッチ・端子からのケーブルも適宜繋いで、ようやく一通り完成(のつもり)。
配線のカオスっぷりよ……。
電源繋いで、初のスイッチON。緊張の瞬間。
つきました!
LEDが超きれいなピンクで光って感動。
やっぱり光り物は最高だぜ。
ちなみにマザボのロゴも光ります。
第一部完。
第二部
さっきちょっと書きましたが、何が問題だったかというと、
HDDの配置的にケースの端にぶつかってケーブルがまともに挿さらないのです。
無理やり挿してなんとかなった気になってましたが、すぐに抜けてしまう……。
電源入れてもHDDが認識されてなくて気づいた。
仕方ないので、結局HDDの位置を台の下から上に変更。
こんな感じで。
百均で長いドライバー買ってきたら余裕でつけられた。
というわけでこんな風に収まり、ケーブルも無理なく取り付けられるようになりました。
結果的に、クソかっこいいIronWolfのロゴがちゃんと見えるようになったのでよかったのでは?
最後に、LEDファンの制御方法について……
LEDの光り方を制御するには、マザボにそれ用の端子がついてる場合は、ケースのLED制御基板から線を引っ張って繋げばよいみたいです。
ただ今回購入したGAMING PLUSには対応する端子はなさそう。残念。そこまで調べてなかった。
その場合はどうするかというと、ケースのリセットボタンから伸びてる線をマザボではなくLED制御基板に繋ぐことで、リセット機能を犠牲にして光り方制御機能に置き換えることができます。
こんな感じに、複数の色や光り方パターンを順に切り替えられるようになると。
もっと柔軟に制御したり他のパーツと連動させたりするには、追加でコントローラを買うしかないのかな。
終わりに
満足。